2020-06-03から1日間の記事一覧

岸政彦『マンゴーと手榴弾』

卒論のために読んだ。 桜井厚批判として勧められたので読んだ。桜井らの構築主義的なライフストーリー論だと語りの事実性は不問にされるが、「語られたことは全てその人にとって本当にあった事実」であると岸は批判している。 面白かったが岸政彦批判もある…

野口裕二『ナラティヴと共同性』

卒論のために読んだ。 抑圧の経験や苦しい状態である自分のことを当事者同士で語り合うことで成立するネットワーク(セルフヘルプグループ)や自己を開示し「問題」を地域住民や家族と共有することで当事者をサポートする共同性が生まれる(オープンダイアロー…